ソフトB千賀、まずは直球とフォーク万全に/西村龍次氏の目

西日本スポーツ評論家の西村龍次氏
西日本スポーツ評論家の西村龍次氏
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 千賀に対して不安が残った。1週間後に開幕を控えていながら、4回69球で実戦の最終調整を終えた。次の先発は本番になる。せめて100球をめどに投げておくべきではなかったか。

 立ち上がり、投球フォームのバランスは悪くなかった。ただ、2回からは捕手の構えたところにほとんど投げられていない。浮いたボールも多かった。本人がいろいろと試しているのは分かっているが、ツーシームを投げてバランスを崩しているにもかかわらず、その後も投げ続けた。これでは本来の姿に戻るのに時間がかかる。

 千賀にとって必要なことは、まず直球とフォークボールをしっかり腕を振って投げることだ。この日、実戦の中でバランスを修正するなら、ツーシームの割合を減らさなければ、いけなかった。つまりある程度の球数が必要だったということだ。降板イニングの予定を変えてでも、もっと投げるべきだったろう。

 救援陣では、奥村の投球が目を引いた。ブルペンで目立つタイプではないが、制球もいいし、どの球種もしっかり腕を振れている。結果が全て。つまり実戦向きということだ。期待している。 (西日本スポーツ評論家)

=2019/03/23付 西日本スポーツ=

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