ソフトB育成出身大竹、 最速2桁星だ 2年目も「プロ野球初」快挙挑む

先発として2桁勝利を目指す大竹
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キャッチボールする大竹
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昨年8月1日の西武戦で初勝利を挙げ、工藤監督(右)にねぎらわれ笑顔を見せる大竹
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 育成出身左腕、2年目は2桁勝利だ! 大竹耕太郎投手(23)が25日、今季は「プロ野球初」の快挙達成を誓った。育成ドラフト出身の2年目では史上初の2桁勝利が目標で、先発ローテの座を1年間死守することを宣言。新人だった昨季は育成ドラフト出身では史上初の初登板初先発初勝利をマーク。今季は自身初の開幕ローテ入りを勝ち取った左腕が、昨季に続いて躍進一途のシーズンとする。

■4・3オリ戦へ

 昨季は育成選手としてスタートした左腕が、2年目は開幕ローテの一角に食い込んだ。今春は安定した投球を続けた大竹だ。「うれしいというよりも、責任を感じている。(先発を)任せていただいた以上、しっかり準備をして臨みたい」と強い思いを口にした。

 1年前には想像もできなかった“大出世”だ。早大から育成ドラフト4位で昨年入団。7月に支配下登録され、8月1日の西武戦でデビュー。首位を快走するライバルを8回2失点に抑え、育成ドラフト出身ではプロ野球史上初の初登板初先発初勝利をつかんだ。

 最終的にプロ1年目のシーズンで3勝(2敗)をマーク。「(昨季は)3軍、2軍、1軍と環境が変わったこともあって、すごく昔に感じる。(1軍での勝利を)目指していたけど、こんな短期間でなんて思っていなかった」。駆け抜けた時間を振り返った。

 2年目の今季もプロ野球史に名を刻む可能性がある。育成ドラフト出身の2年目の投手が2桁勝利を挙げたことはない。「打者を一人一人しっかり抑えた結果の先に、『史上初』が実現できればうれしい」。自身の快挙は、チームへの貢献にも直結するからだ。

 そのためには、先発ローテを死守することも必要だ。「1年間しっかり投げ抜きたい。周りに負けないように強い気持ちでやっていく」。今季初登板は4月3日のオリックス戦(京セラドーム大阪)。昨季は8月19日に先発し、7回途中1失点と好投した相手だ。

 高橋礼とともに2年目の若手を抜てきした理由を、倉野投手コーチは「チームの未来にとって、若い選手が大きな力になるのは大事なこと」とした。大竹も「僕らは実績のない中で任せてもらった。自分たちが活躍すれば、チームにとって大きいこと。期待に応えたい」と強調。サクセスストーリーはこれからも続く。 (山田孝人)

=2019/03/26付 西日本スポーツ=

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