デビュー30周年 新アルバム「JAPANIK」をリリース

西日本新聞

おしどり夫婦としても知られるシーナ(左)と鮎川誠 拡大

おしどり夫婦としても知られるシーナ(左)と鮎川誠

 日本を代表するロックギタリスト、鮎川誠=福岡県久留米市出身=が率いる、福岡生まれのロックバンド「シーナ&ザ・ロケッツ」がデビュー30周年を迎えた。オリジナルアルバムとしては8年ぶりとなる「JAPANIK」をリリース。自らは5月に還暦を迎えた鮎川は「俺たちはロックの側に1日でもなごうおりたいち思ってやってきただけ。ストーンズやら偉大なロックの先輩たちからは『まだまだがきんちょだぜ』と言われそうやけどね」と熱く語った。

 バンドのデビューは1978年の「涙のハイウェイ」。翌年の「ユー・メイ・ドリーム」で人気に火が付いた。以来、真っすぐなロックンロールと鮎川の久留米弁は変わることなく、多くの若いミュージシャンに影響を与え続けている。

 新アルバム「JAPANIK」は全12曲。表題曲は旧知のパートナー、英国のクリス・モスデルが手掛けた。「日本という言葉に『パニック』が内包されとったとはわからんやった。僕らは詩にメッセージを託してということはないけど、ちゃんとしようぜ、一緒に考えようぜという警告っぽい感じがするね」と鮎川は語る。アルバムには高橋幸宏、ウィルコ・ジョンソンも曲を提供。アルバムには欠かさない洋楽カバーは、ライブの十八番である「What A Wonderful World」「My Way」「Johnny B.Goode」の3曲を収めた。「王道中の王道やけど、ロックはタイムレス。古くやろうとは思っとらんし、俺たちのロックはいつもピカピカの最新型やけん」

 うそも仕掛けもないロックンロールバンドの真骨頂は、やはりライブだ。30周年記念ツアーは、東京を皮切りに全国を回り、7月に博多へ戻ってくる。「常に次のライブを励みにやってきたら、30年になった。その日を最高の状態に持っていくことが、いつも僕らをシェイプさせとる。博多のライブも最高のショーにするけん。ぴかぴかの気分をシェアしようや」

=2008/05/10付 西日本新聞夕刊=

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