広域連携で救助訓練 福岡市と6消防本部

西日本新聞

陥没した道路に突っ込んだ車の下に人がいる想定で訓練に臨む消防隊員たち 拡大

陥没した道路に突っ込んだ車の下に人がいる想定で訓練に臨む消防隊員たち

 福岡市消防局は20日、福岡沖で震度7の地震が発生したという想定の救出救助訓練を、同市早良区の消防学校グラウンドで行った。糸島市や宗像地区など福岡都市圏の6消防本部も参加し、広域連携の強化を図った。

 計57人の消防隊員と、ポンプ車や指揮車など車両14台が参加した。陥没した道路に車が突っ込み、車の下に人が埋まっている想定の訓練では、車両を固定し、消防隊員が交代で周囲の土を掘ってダミーの人形を救出した。倒壊した家屋からの救出訓練では、隊員がドリルでコンクリートに穴を開け、進入路をつくった。

 余震発生の恐れを伝える地震警報器のサイレンが鳴ると、隊員たちは救助対象者の安全を確認した上で、いったん現場を離れ、二次被害を防ぐ動きを繰り返した。

 福岡市消防局の牛島徹弥警防課長は「福岡沖地震から10年がたち、消防署員の中にも、あまり記憶にないという世代もいる。訓練を実施することで風化を防ぎたい」と話した。

=2015/03/21付 西日本新聞朝刊=

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