皆既月食と桜の共演 来月4日に九州で 37年ぶり、次回は28年後

西日本新聞

 満月が地球の影にすっぽり入り、月が赤黒く見える「皆既月食」が4月4日夜に起きる。九州で桜の季節の皆既月食は37年ぶりで、天気さえよければ、夜桜と月食の「共演」が九州各地で楽しめそうだ。

 皆既月食は、太陽と地球と月が一直線に並び、月が地球の影に入って太陽光を遮ることで起きる。国立天文台によると、東から南東の空で月が4日午後7時15分から欠け始め、午後8時54分から12分間、月の全体が赤銅色になる。徐々に戻り、午後10時45分には通常の満月に戻る。

 日本で広く見られる皆既月食は2014年10月8日以来。次回は18年1月31日。日本気象協会九州支社によると、九州で桜が咲く3月下旬~4月上旬に皆既月食が起きるのは1978年3月24~25日以来。次回は2043年3月25日。

 九州各地の桜は29日から4月3日にかけて満開となる見通し。同支社の松井渉気象予報士は「九州では月が昇る時間が遅いため、今回は低い場所で欠け始める。東の空が開けた場所を見つけて、桜と一緒に楽しんでほしい」と話している。

=2015/03/29 西日本新聞=

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