[2015年]最後の日曜 都市部で訴え 福岡、大分両知事選候補者

西日本新聞

 統一地方選前半戦(12日投開票)の最後の日曜日となった5日、福岡、大分両県知事選の各候補者は有権者が多い都市部での遊説に力を入れ、国会議員の来援を受けるなどしてアピールした。「最後まで頑張り抜きます」「さらなるご支援を」-。曇り空に懸命の声が響いた。

 北九州市小倉北区のホテル。女性グループ主催の集会に詰めかけた数百人を前に、福岡県知事選の無所属現職、小川洋氏(65)=自民、民主、維新、公明、社民推薦=は「4年間で県庁の女性管理職を倍増させた。女性の活躍がないと福岡の発展はない」と強調。麻生太郎副総理も来援し、小川氏は来場者と次々と握手した。

 福岡市南区の団地を選んだのは、同知事選の無所属新人で弁護士の後藤富和氏(46)=共産支持。「もう3年も原発に頼らない生活をしている」と主要政策の原発再稼働反対をアピールし、政府が目指す集団的自衛権の行使容認に「断固反対」と訴えた。スーパー前でも「消費税10%増税にも反対だ」と語り、買い物客に手を振った。

 大分県知事選の5候補も、有権者の4割が住む大分市で支持を訴えた。

 無所属現職の広瀬勝貞氏(72)=自民、公明推薦=は選挙事務所に女性支援者を集め「仕事をつくり、人を大事にし、人が集まる好循環をつくる。大分県版の地方創生をやり遂げる」と力を込めた。村山富市元首相や元大阪府知事の太田房江参院議員も駆けつけた。

 無所属新人で元大分市長の釘宮磐氏(67)は市中心部でマイクを握り、人口減少対策を主張。「県が中央の補助金の経由地にしかなっていない。県庁を改革し、疲弊している市町村をサポートしていく」。夜にはJR大分駅近くの施設で気勢を上げた。

 共産新人の山下魁氏(38)は市内の商業施設で演説し、福祉の充実や雇用の安定などを訴えた。いずれも無所属新人の箕迫高明氏(65)と池崎八生氏(61)も街頭などで浸透を図った。

=2015/04/06付 西日本新聞朝刊=

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