[2015年]統一選後半告示 市長選無投票 県都も 長崎では田上氏3選 直方は壬生氏初当選

西日本新聞

長崎市長選で無投票当選が決まった田上富久氏(中央)=19日午後5時20分ごろ、長崎市 拡大

長崎市長選で無投票当選が決まった田上富久氏(中央)=19日午後5時20分ごろ、長崎市

 第18回統一地方選は19日、後半戦として政令市以外の市長選と市議選、東京特別区の区長選と区議選が告示された。全国の89市長選には計179人が立候補し、このうち九州の9市長選には計21人が届け出た。県庁所在地の長崎、津をはじめ全国27市は無投票となり、前回2011年の15市を大幅に上回った。無投票当選率は30・3%。九州では3市で有権者の審判を受けずにトップが決まった。自・民対決の構図は大分など一部にとどまった。選挙戦となった市区長選、市区議選は、21日告示の町村長選、町村議選とともに26日に投開票される(一部は翌日開票)。

 九州の市長選では、無投票当選が決まった長崎市、長崎県佐世保市、福岡県直方市を除く、6市の計18人が選挙戦に入った。

 福岡県内では、現職が5選を目指す春日市と、3選に挑む太宰府市で、いずれも新人との一騎打ちとなった。田川市は4選を狙う現職に新人3人が絡む構図が確定し、定住促進につながる雇用創出策などが争点となる。

 元市長が大分県知事選に転身した大分市は、自民などが推薦する新人と民主などが実質支援する新人の一騎打ちで、知事選に引き続き、与野党対決の構図となった。同県別府市は新人5人がぶつかり合う。熊本県人吉市は現職と新人2人が名乗りを上げた。

 無投票となった3市では、長崎市で無所属現職の田上富久氏(58)、佐世保市で無所属現職の朝長則男氏(66)=自民、公明推薦=がそれぞれ3選を決めた。福岡県直方市は無所属新人で弁護士の壬生隆明氏(62)=自民、民主、公明推薦=が初当選した。立候補者が1人しかいなかったのは、長崎市では戦後初、佐世保市と直方市は16年ぶり。

 九州7県の40市議選(総定数873)には、計1074人(うち女性115人)が立候補を届け出た。競争率は1・23倍。佐賀県多久市と大分県津久見市は無投票となった。

 全国でみると、295市議選(総定数6865)に計8384人が出馬。九州の2市を含む15市で計246人の無投票当選が決まった。

 東京特別区の11区長選には計32人、21区議選には計1135人が立候補。いずれも無投票当選はなかった。

=2015/04/20付 西日本新聞朝刊=

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