[2015年]田川市長に二場氏、太宰府市長は芦刈氏 大分市は佐藤氏制す

西日本新聞

太宰府市長選で当選し、支持者と万歳する芦刈茂氏=26日夜、福岡県太宰府市 拡大

太宰府市長選で当選し、支持者と万歳する芦刈茂氏=26日夜、福岡県太宰府市

支持者と万歳する佐藤樹一郎氏(中央)=26日夜、大分市

 第18回統一地方選は26日、後半戦の市町村長選と市町村議選、東京都特別区の区長選と区議選の投票が行われ、一部を除き即日開票された。九州7県では6市長選と38市議選、16町村長選と44町村議選(補選を除く)が投開票された。現職に新人が挑んだ九州の4市長選は、福岡県の太宰府市と田川市、熊本県人吉市で新人が初当選を果たした。九州の市長選で唯一、自民、民主両党がそれぞれ別の候補を推す「自・民対決型」の大分市長選は、自民などが推薦する無所属新人が初当選した。同市の自民系市長は40年ぶり。

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 福岡県の3市長選は、旧産炭地の景気浮揚策などが争点となった田川市で、元市議で無所属新人の二場公人氏(58)=自民、公明推薦、大型公共施設建設の是非などが問われた太宰府市は元市議で無所属新人の芦刈茂氏(65)が、それぞれ制した。春日市は無所属現職の井上澄和氏(64)=自民、民主、公明推薦=が5回目の当選を決めた。

 無所属新人2人が争った大分市長選は、元中小企業庁次長の佐藤樹一郎氏(57)=自民、維新、元気会推薦、公明支持=が自民主導の分厚い組織に支えられ、民主などが実質支援する元大学副学長の椋野美智子氏(59)を破った。自民系は前半戦で同じ対決型だった大分県知事選に続く勝利となった。

 九州の市長選で最多の5人が立候補した大分県別府市長選は、元市議で無所属新人の長野恭紘氏(40)=次世代推薦、公明支持=が初当選した。熊本県人吉市長選は元市議で無所属新人の松岡隼人氏(37)が三つどもえの戦いを制し、初当選した。

 全国で投票されたのは142の市区町村長選と586の市区町村議選。市長選の女性の当選者は4人となり、2011年などの3人を上回って過去最多となった。市長選の平均投票率は27日午前2時現在の共同通信の集計で50・53%となり、過去最低の見通し。統一選の全国89市長選では、長崎市、長崎県佐世保市、福岡県直方市の3市を含め、全体の3割の27市が無投票だった。

=2015/04/27付 西日本新聞朝刊=

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