九博が「女子考古部」 古墳巡り、衣装作り…自由に活動 7月発足 部員“発掘”中

西日本新聞

 リケジョ、歴女、宙(そら)ガールの次は考古女子-。九州国立博物館(九博、福岡県太宰府市)が、考古学に関心がある一般女性でつくる「きゅーはく女子考古部」を7月に発足させる。考古担当の研究員に土器の実測などを教わり、考古学の魅力を体感する「部活動」の部員を募集している。

 きっかけは最近の古墳ブーム。古墳をめでる女性が増えていることを受け、教育普及の担当者たちが、女性に考古学の魅力をアピールし、九博が開催する歴史系の特別展の入場者増につなげようと企画した。7月18日から来年3月まで月1回活動する。

 活動内容は発足後に部員が話し合って決める。「九博から一方向で教えるのではなく、部員の興味を大切にしたい」と担当の西島亜木子さん。遺跡の発掘現場の見学、土器や遺跡の測量、古墳巡り、古代の衣装作り、みづら(古代の髪形)の体験など自由に提案できる。最終回では「考古女子サミット」と題した活動発表会を予定している。

 「顧問」の岸本圭主任研究員(日本考古学)は「遺跡に行って、遺物を触るのが考古学の魅力。気軽に楽しめる部にしたい」と話す。九博はブログなどを使って活動を発信していく。

 参加資格は、考古学に興味がある女性で年齢は問わない。定員20人程度(応募多数の場合は抽選)。参加費は年間500円。遺跡巡りなど別途交通費が必要な場合がある。希望者は氏名(ふりがな)、メールアドレス、考古部でやりたいことなどを書いて、メール=obo@kyuhaku.com=で申し込む。7月3日締め切り。問い合わせは九博企画課=092(918)2851。


=2015/06/19付 西日本新聞夕刊=

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