入賞・入選作など洋画100点 「青木繁記念大賞西日本美術展」
■8月2日まで、福岡・久留米市で
気鋭の洋画家を紹介する「第4回青木繁記念大賞西日本美術展」が8月2日まで、福岡県久留米市野中町の石橋美術館1階ギャラリーで開かれている。
同展は隔年開催の公募展で、会場では入賞・入選作品計100点を展示している。
今回は全国から720点の応募があり、大賞にはタイヤやホイールなどバイクの部品を画面にちりばめ人間と機械の相克を表現した木村小百合さん(京都市)の「どこから? 1」が輝いた。次席の石橋財団石橋美術館賞は山下哲郎さん(山口県周防大島町)の「作品1」、40歳以下を対象に新設した西日本新聞社新人賞は橋本大輔さん(茨城県取手市)の「FAC3016」がそれぞれ受賞した。
優雅な音楽を楽しみながら作品を鑑賞してもらおうと12、19、26日の午後1時半から、会場内でコンサート(同展への入場が必要)がある。
入場料は一般200円、高校・大学生100円、中学生以下無料。月曜休館(20日は開館)。問い合わせは同展実行委員会事務局=0942(31)8710。
=2015/07/07付 西日本新聞朝刊=