台風12号、佐世保に上陸 各地で被害、熱帯低気圧に

西日本新聞

 台風12号は26日、勢力を弱めながら九州の西海上を北上し、午後7時ごろ、長崎県佐世保市に上陸。午後9時ごろ、長崎県・対馬付近の海上で熱帯低気圧になった。27日は夕方までに福岡、長崎両県の多いところで1時間に50ミリの激しい雨や強い風が予想され、福岡管区気象台は土砂災害や高波などに注意を呼びかけている。

 気象台によると、27日に予想される九州の最大風速は18メートル(最大瞬間風速30メートル)で、波の高さは5メートル。27日午後6時までの24時間雨量は多いところで、長崎、熊本両県150ミリ▽福岡、大分両県120ミリ▽佐賀県100ミリ-と予想される。

 熊本県天草市では26日午後2時すぎ、自宅の屋根の上で台風対策の作業をしていた男性(48)が約3メートル下の地面に転落し、軽傷を負った。県によると、天草市など5市町で自主避難する人が相次いだ。

 九州電力によると、台風の影響で、熊本・鹿児島両県で最大約400戸が停電した。噴火災害で全島避難が続いている鹿児島県・口永良部(くちのえらぶ)島の全域でも停電が発生した。全島停電は5月29日の噴火後、4回目。復旧のめどは未定という。

=2015/07/27付 西日本新聞朝刊=

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