正倉院宝物6件 九博に10月出展

西日本新聞

 宮内庁正倉院事務所は29日、10月18日~11月29日に福岡県太宰府市の九州国立博物館で開かれる開館10周年記念展「美の国 日本」(西日本新聞社など主催)に、正倉院宝物6件を出展すると発表した。宝物が九州で展示されるのは九博の開館記念展以来、10年ぶり。

 目玉の「螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんのごげんびわ)」は世界で唯一現存する8世紀の五弦琵琶。インドを起源に唐で作られ、背面まで繊細な螺鈿細工が広がる名品。同時に展示される「琵琶袋残欠」は琵琶を収める錦の袋の一部で、9色の色糸を使い唐の染織技術を伝える。日本最古の戸籍で、現在の福岡県糸島市の様子を伝える「筑前国嶋郡川辺里戸籍」も並ぶ。宝物の展示は10月18日~11月3日。


=2015/07/29付 西日本新聞夕刊=

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