織物文化あでやかに発信 10月17日「博多献上道中」

西日本新聞

■福岡市博多区で開催 
 江戸時代、福岡藩から徳川幕府に贈られた特別な博多織「博多献上」の帯を締めた女性らが歴史情緒あふれる博多の街を練り歩く「第9回博多献上道中」が10月17日、福岡市博多区内である。

 「博多献上」は約770年の歴史がある博多織(県指定伝統的工芸品)を代表する名品とされ、献上道中は織物を通じて博多文化を発信しようと博多織工業組合などで組織する実行委員会が毎年開催している。

 今年の献上道中には約50人が参加を予定。人力車に乗ったあでやかな博多券番の芸妓(げいぎ)衆を先頭に、一般参加の黒留め袖姿の女性やちょうちん持ち、旗持ちの男性が続く。道中、三味線や笛の演奏も披露する。

 午後5時20分から博多川端商店街を歩くコースと同6時半にJR博多駅博多口駅前広場を出発し、博多織の開祖、満田弥三右衛門ゆかりの承天寺や東長寺、聖福寺などを巡るコースがある。着物の美しさと博多のものづくりの歴史を味わいたい。

 雨天時は同6時から博多川端商店街のみで開催する。問い合わせは博多献上道中実行委員会=080(3988)3201。


=2015/09/29付 西日本新聞朝刊=

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