アジアと九博 今後も交流深め 博物館長サミットを開催

西日本新聞

 太宰府市の九州国立博物館(九博)で18日、開館10周年を記念した「アジア交流博物館長サミット」が開かれた。九博が展示や研究で交流している中国、韓国、ベトナム、タイ4カ国の八つの博物館や大学、公的機関の代表者が出席し、意見を交わした。

 アジアを重視する九博は開館以来、アジア各地の博物館などと学術文化交流協定を結んだり、常設展で連携したりしてきた。

 中国・内蒙古博物院の塔拉院長は、契丹の彩色木棺を九博の支援で修復し、共同で作成した3次元画像を展覧会で活用していることを報告した。

 タイ文化省芸術局のサハプーム・プーミッティティラート副局長は、一部焼失した王室寺院の大扉を九博の協力で修復したことや、九博が2年後に予定している「タイ展」に同じ形式の大扉を出展することを紹介した。

 九博の島谷弘幸館長は「これからもアジアとの交流窓口の一端を担っていきたい」と述べ、さらなる連携強化を呼び掛けた。


=2015/10/19付 西日本新聞朝刊=

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