九州各地で記録的寒さ 33地点で観測史上最低

西日本新聞

 日本列島は25日も強い寒気に覆われ、九州7県では124ある気象庁の観測所のうち33地点で気温が観測史上最低を記録した。交通機関は大幅に乱れ、転倒などでけが人が相次いだ。寒気のピークは過ぎたが、26日朝の最低気温が氷点下と予想される所も多く、気象庁は路面や水道管の凍結に注意を呼び掛けている。

 気象庁によると、25日朝の最低気温は、九州のほとんどの地域で氷点下となった。観測史上最低の主な地点は、福岡県朝倉市氷点下8・3度▽佐賀市同9・5度▽長崎県大村市同6・2度▽熊本県あさぎり町同13・8度▽宮崎県えびの市同12度▽鹿児島県伊佐市同15・2度-などだった。

 積雪が多かったのは熊本県人吉、水俣両市20センチ、鹿児島県伊佐市19センチ、福岡県飯塚市15センチ、長崎市14センチ、鹿児島市12センチ-など。

 JR九州によると、長崎線肥前山口-長崎は夕方まで運転を見合わせた。信号系統のトラブルや踏切の不具合などで遅れが各地で発生。24日夜から翌日まで、博多駅や佐世保駅などで帰れなくなった人を列車内で泊めた。上下120本が遅れた山陽新幹線の影響人員は約3万5千人だった。

 九州の高速道路は、東九州道などの一部を除き多くで通行止めが続いた。この影響で西鉄高速バスはほぼ全便となる約1500便が運休。高速道の通行規制は26日も一部で続きそうだ。

 けが人は福岡県が多く148人。交通事故や転倒などによる重軽傷者が各地で相次いだ。

=2016/01/25 西日本新聞=

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