【電気を選ぼう 4月全面自由化】<3>割安になるか見極めて

西日本新聞

  4月から一般家庭も電気の購入先を選べますが、どんな料金プランがありますか。

  九州では現時点で、新規参入企業のうち10社程度が家庭向けの料金メニューを発表しています。九州電力も対抗する新料金を出しました。料金体系は各社でそれぞれ特徴があります。ガスや携帯電話、ケーブルテレビなどとセットで割り引くプランもあります。買い物などに使えるポイントを付与するなど、サービスも事業者ごとに特色があります。

  今の電気料金より安くなりますか。

  必ず割安になるとは限りません。各社が発表している料金プランは、ファミリー世帯など使用量が多いほど割引率が大きくなるものが主流です。今より数%から10%近く割安になるケースが多いようですが、使用量によっては現行より割高になることもあります。現行料金から一律5%安くなるなど誰もが割安になるプランもあります。

  料金プランを選ぶポイントは。

  昼や夜など時間帯で料金単価が違うプランもあります。使用量がほぼ同じ家庭でも、電気を多く使う時間帯の違いで得になったり、損になったりします。毎月の使用量や家族構成、電気を主に使う時間帯などを考慮する必要があります。使用量は検針票に記載されていますが、九州電力の営業所やコールセンターでも確認できます。

  うまく選ぶ方法はありませんか。

  インターネットを使って自分に合うプランを探すこともできます。価格比較サイト「価格.com」や電気料金専門の比較サイト「エネチェンジ」で、1カ月の電力使用量や家族構成などを入力すると、お薦めのメニューが表示され、推定される節約額などが分かります。

  契約する際の注意点は。

  契約期間が決まっているプランは、途中解約すると解約金が必要な場合もあります。解約金の額や発生する条件は各社で違うので契約前に確認しましょう。強引な勧誘も出ています。冷静に比較検討することが大切で、電話勧誘や訪問販売で契約した場合などは、クーリングオフが適用されます。


=2016/03/03付 西日本新聞朝刊=

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