玖珠郡の医師会、介護関係者ら 在宅医療へ連携強化 患者情報共有や合同研修会

西日本新聞

 高齢者の在宅医療を推進しようと、玖珠郡の医師会、歯科医師会など医療や介護の関係団体が連携を強化する取り組みを進めている。患者情報の共有や合同研修会などを通じて医療、介護サービスの切れ目のない提供を実現しようという試みで、「住み慣れた場所で医療が受けられる体制づくり」を目指すという。

 玖珠郡医師会(武田大威会長)が中心となり昨年10月、歯科医師会、薬剤師会や看護、介護関係団体など11団体で「在宅医療連携会議」を立ち上げ、先行して取り組む日田市医師会の協力を得て準備を進めた。

 まずスタートさせたのが「患者情報提供票」の運用。高齢者が入退院する際、介護と医療関係者間で患者情報がうまく伝わらず、サービスが途切れがちだったことから取り入れた。患者の既往症や内服薬、食事や入浴、トイレなどの状況を記入した情報提供票を担当者が送り合う。その際、できるだけ面談してきめ細かい情報交換を図る。

 各団体の合同研修会を継続的に開き、技量アップを図るとともに参加者同士のの「顔の見える関係」をつくり医療、介護の現場に生かすという。

 24日には玖珠町内で関係者約130人が参加し、情報提供票の説明会や名刺交換会を開き交流を深めた=写真。医師会の武田会長は「玖珠郡ではこれまでにない取り組みで医療、介護のスムーズな連携を実現して在宅医療を進めたい」と話した。=2014/03/29付 西日本新聞朝刊=

PR

医療・健康 アクセスランキング

PR

注目のテーマ