小児科急患 休日廃止も 福岡市検討 博多、城南、西区

西日本新聞

 福岡市が、休日に小児科と内科の軽症患者を診察する急患診療所のうち博多、城南、西の3区で、小児科診療の廃止を検討していることが、市への取材で分かった。休日診療を担当する医師の不足や高齢化を理由に、市医師会が検討を要請した。市は市PTA協議会などの理解が得られれば、急患診療所条例の改正案を議会に提案する。

 市内の休日の小児急患は市急患診療センター(早良区)に加え、東、博多、南、城南、西各区の保健所内にある急患診療所が担当。小児科にも対応できる内科医が交代で勤務する。

 だが、2010年度末、小児科と内科を診られる医師は市内に76人しかおらず、平均年齢は67・7歳に達する。各診療所の小児科受診者は博多区が1日当たり8・3人、城南区が11・0人、西区が13・7人。34・7人の東区や23・4人の南区より少ないことから、3区については診療科目から小児科をなくす検討に入った。市は廃止した場合、市急患診療センターの看護師を増やすなどして、小児科患者の増加に対応する。

 だが、4歳と1歳の子どもがいる市内の女性(40)は「病気の子どもを病院に連れて行くのは大変で、なるべく近くの診療所がいい」と話す。市は「必ずしも急患診療が必要でないケースもある」とし、#8000をダイヤルすればつながる小児救急医療電話相談の利用も呼び掛けていくという。=2014/04/18付 西日本新聞朝刊=

PR

医療・健康 アクセスランキング

PR

注目のテーマ