治療、患者支援... 「がん情報」1冊に 長崎県など 図書館や病院で無料配布

西日本新聞

 長崎県などは、がん治療や患者支援について一冊にまとめた「がんと向き合うサポートブックながさき」を製作し、無料配布を始めた。長崎県はがん死亡率が全国で8番目に高い。県医療政策課の担当者は「患者や家族の悩みの軽減に役立ってほしい」と話している。

 県内では1979年からがんが死因の1位となっていて、2012年は死亡者1万6645人のうち、がん死亡者が4725人を占めた。部位別では白血病が全国1位、肺がんが全国5位と高い。一方で、がん検診の受診率は3割に満たないのが現状だ。

 県と県がん診療連携協議会、長崎市立図書館は、地域に密着したがん情報を提供しようと6千部作った。「病気や治療のこと」「お金のこと」「よりよい療養生活」「医療体制・問い合わせ先」の4章で構成。がんと向き合うために気持ちを支える絵本やがん患者団体を紹介した。

 県内には長崎大学病院など8カ所に、がんの悩みについて無料相談できるがん相談支援センターがあり、年間約8千件の実績を有す。サポートブックは、がん相談支援センターや公立図書館を中心に配布。県のホームページからもダウンロードできる。県はセンターの利用も呼び掛けている。=2014/04/19付 西日本新聞朝刊=

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