放射線量測定器を配布 薩摩川内市 公立の全小中学校に

西日本新聞

 九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市は2日、放射線量の測定器「簡易サーベイメーター」を公立の全小中学校49校に配布した。日常的に放射線量を測定し原発事故の際の変化に対応するとともに、子どもたちに測定を体験してもらい、原子力防災の意識を高める狙い。

 サーベイメーターは縦13・5センチ、横6・2センチ、厚さ2・7センチで重さは約0・2キロ。スイッチを入れるだけで、周辺の放射線量を0・01マイクロシーベルトから19・99マイクロシーベルトの範囲で即時に測定できる。

 この日、市国際交流センターであった教頭研修会で各校に1台ずつ配った。市防災安全課の担当
者は定期的に同じ場所で測定し、日常の値を知っておくことや、緑のボタンを押すと平均値が出る
ことなど扱い方を説明した。

 水引中の山端達雄教頭は「扱いは難しくない。生徒たちに授業で測定してもらい、放射線への理解を深めたい」と話した。

 市はサーベイメーターを病院や公共施設などにも配備する方針で、県から計341台の貸与を受けている。今後順次配備していく。=2014/05/04付 西日本新聞朝刊=

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