乳がん検診呼び掛け 患者の会「あすかの会」 母の日にキャンペーン 市民にパンフ配布 JR小倉駅前

西日本新聞

 母の日の11日、乳がん患者でつくる市民団体「あすかの会」が、小倉北区のJR小倉駅前広場で、乳がん検診の受診などを呼び掛ける街頭キャンペーンをした。乳がんは日本人女性の14人に1人がかかるとされており、早期の検診と治療が効果的だ。今年で15年目を迎えた同会の原田友子会長(65)は「仕事や家事で忙しいお母さんたちにも、ぜひ関心を持ってほしい」と話している。

 国立がん研究センター(東京)によると、乳がんは40代後半から60代の女性を中心に、年間約5万人が発病している。しかし、40歳以上の女性の検診率は31・4%(2010年)にとどまっており、受診率の向上が課題となっている。

 あすかの会は市立医療センター(小倉北区)で受診した乳がん患者が、病気の悩みを話し合い、早期検診を啓発しようと1998年に結成。会員は30~90代の約170人で、交流会や講演活動などを行っている。母の日のキャンペーンは、今年が6回目。会員や看護師ら約20人が、乳がんのセルフチェックの仕方などを紹介するパンフレット2500部を配った。

 18年前に発病した原田さんは「胸のしこりを感じつつも検診が遅れてしまい、乳房の摘出手術をした」と明かし、早期発見の重要性を強調。数分でできるセルフチェックと、2年に1回の検診を勧め、「『自分の体は自分で守る』という気持ちで行動してほしい」と訴えていた。=2014/05/12付 西日本新聞朝刊=

PR

医療・健康 アクセスランキング

PR

注目のテーマ