認知症予防と改善 「学習療法」を学ぶ 福岡市でシンポ

西日本新聞

 簡単な読み、書き、計算で認知症の予防や改善を目指す「学習療法」について考えるシンポジウムが、福岡市博多区の福岡国際会議場で開かれた。高齢者施設や自治体関係者ら約千人が参加し、学習療法の効果的な進め方を学んだ。

 学習療法とは、音読と計算を中心とする脳機能の活性化法。「脳トレ」で知られる東北大の川島隆太教授が提唱した。2001年に大川市の社会福祉法人「道海永寿会」が、最初に関連教材を導入。現在、国内の約1600施設に広がり、米国でも活用されている。

 シンポジウムは11日にあり、全体会で事例発表と意見交換を行った。

 同法人が運営する特別養護老人ホーム・永寿園の山崎律美園長は「学習療法を導入し、スタッフのコミュニケーション能力や観察力が高まった」と指摘。「さらに多くの施設に広げるには、志の高いスタッフを育て、介護の質を上げることが重要だ」と述べた。=2014/05/13付 西日本新聞朝刊=

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