医療用語かみ砕き、分かりやすく 飯塚病院広報誌 市民目線貫き150号

西日本新聞

 飯塚病院(飯塚市芳雄町)の広報誌「飯塚病院だより」が、4月25日発行の最新号で節目の150号に達した。1989年1月にわずか1ページで創刊し、四半世紀を経て全面カラーの12ページに拡充。「市民に分かりやすい広報誌」をモットーに、医療用語をかみ砕いて掲載するなど工夫も凝らす。病院広報室の福田浩昭さん(28)は「200号を目指し、さらに親しみやすい誌面を作る」と意気込んでいる。

 A4判の原則隔月発行。「メディカルニュース」のタイトルで創刊し、当時の古賀俊逸副院長が高脂血症の解説を寄せた。2号からタイトルを飯塚病院だよりに変更し、2011年2月号から現在の12ページを継続している。

 記事や写真は計7人の広報室職員が分担。各科の紹介や担当医による病気の解説では「医師ではない私たちが分からない用語は別の言葉に置き換える。理解してもらうことが最優先」(福田さん)という。他にもドクターカーの運用開始、飯塚市や九工大との医工学連携など目玉事業を掲載。広報室職員が地元商店街などに足を運ぶコラム「飯(いい)ものさがし」も人気だ。

 誌面では災害発生時の医師らの活動も紹介。1995年4月号では「前向きな患者さんの姿に勇気づけられた」「心のリハビリテーションが進むことを願う」など、同年1月に起きた阪神大震災の被災地で医療支援に当たった医師や看護師の感想をまとめた。

 最新号は「150号を振り返って」と題した特集を2ページにわたって組み、広報誌の歴史を年表形式でたどった。特集の最後は「これからも地域の皆様のお役に立てる情報を提供したい」と締めくくっている。

 同号から発行部数を500部増やし3500部を院内に並べている。広報室=0948(29)8892。

 =2014/05/22付 西日本新聞朝刊=

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