認知症アジア学会 来年9月熊本市で 13カ国・地域の研究者参加

西日本新聞

 県は、アジアの13カ国・地域の研究者が集う「認知症アジア学会」が2015年9月14~16日、熊本市で開かれると発表した。日本では初の開催。国内外から約400人の学者や病院関係者などが参加する見込みで、県内の認知症医療の専門性向上も期待される。

 同学会は、認知症の科学的研究の発展を目的として2007年に設立。日本や中国、インド、韓国、マレーシアなど13カ国・地域の研究者が加入している。学会の世話人で、熊本大大学院の池田学教授が中心となり誘致した。

 県によると、県内の認知症患者は5万8千人(12年)。県内には、認知症の診断ができ、介護現場との連携も図る「認知症疾患医療センター」として県や熊本市から計10機関が指定を受けている。そのうちの一つの熊本大医学部付属病院を中心に10機関が連携し、各センターの医師や臨床心理士の研修などを実施している。こうした取り組みは、アジア各国の関心も高いという。

 学会では、基調講演やシンポジウムを予定。県内に900人以上いるとされる、65歳未満で発症する若年性認知症も取り上げられる見込みで、池田教授は「現時点で日本より高齢化が進んでいないアジアの国のために、熊本の医療、介護の現場を見てもらうツアーも計画したい」と話している。=2014/06/07付 西日本新聞朝刊=

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