手話普及 市民の理解を 佐賀市で「全九州ろうあ者大会」

西日本新聞

 九州の聴覚障害者と関係者が集まる「第63回全九州ろうあ者大会」(九州聴覚障害者団体連合会主催)が7日、佐賀市民会館であった。約900人が、手話をはじめとする情報伝達手段の充実や、聴覚障害者の社会参加の促進に取り組むことを確認した。

 式典の後、手話の普及を目的に自治体が制定する「手話言語条例」に関するシンポジウムが開かれ、7人が壇上で意見を交わした。

 全日本ろうあ連盟の石野富志三郎理事長は「手話は聴覚障害者だけのもので言語という認識が広がっていない」と指摘。ニュージーランドでテレビでの手話の放映が「手話言語法」で義務化されている例を挙げ、条例の意義を強調した。

 昨年、日本で最初に条例を制定した鳥取県の聴覚障害者協会の石橋大吾事務局長は「条例で手話の講習会が地域で開かれるようになり、交流が深まった」と紹介。今年、九州で初めて条例をつくった嬉野市の徳永賢治健康福祉部長は「制定後に何をするかが重要。市民への理解をどう広げるか考えていきたい」と語った。=2014/09/08付 西日本新聞朝刊=

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