突然の病気に備えて 終末期医療考えよう 飯塚医師会市民講

西日本新聞

 飯塚医師会(松浦尚志会長)の市民公開講座「突然の病気に備えて、家族で話をしていますか?」が29日、飯塚市内のホテルであった。米国で進む「アドバンス・ケア・プランニング」(ACP)について、浜の町病院(福岡市)の永山淳緩和医療内科部長が基調講演で内容と意義を解説。医療従事者ら約120人の市民が耳を傾けた。

 ACPは、病状が進行して意思決定が失われたときに備えて、今後の治療やケアについて話し合うこと。永山医師は先進地・米国を例に挙げ(1)患者の希望の実現性が高まる(2)患者や家族の満足度が高い(3)遺族のストレス、不安が低下した-などの効果を紹介。「患者がなぜ望むのか。人生観や家族との関係、経済的な事情なども考えて話し合ってほしい」と語った。

 この後、病院や老健施設、地域住民、マスコミ、行政から7人のパネリストが参加して今後の終末期医療の在り方を討論した。=2014/11/30付 西日本新聞朝刊=

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