正しいがん知識学ぼう 桂川小いのちのホームルーム

西日本新聞

 小学生の時からがんについて正しい知識を身に付けてもらおうと、桂川町の桂川小(大庭公正校長)で17日、6年生100人を対象にした「いのちのホームルーム」が開かれた。桂川小は県がん教育推進事業のモデル校に指定されており、筑豊地区では初開催。患者と接する看護師や闘病生活を経験した元患者の話を聞いた。

 福岡和白病院(福岡市)看護師の柴田昌枝さん(45)が、国民の2人に1人ががんにかかり、3人に1人の死因になっている現状を説明。「がんは細胞の異常が原因で、人からうつる病気ではない。1センチ大に成長するのに10年かかる。早期発見が大切」と話した。

 続いて中学2年で白血病と診断された福岡市のNPO法人「にこスマ九州」事務局長の井本圭祐さん(29)が、15歳までの1万人に1人が小児がんにかかっていることを紹介。「治療がつらくて死にたいと思ったこともあったが、周りの支えで頑張れた。みんなも命を大切にしてほしい」と呼び掛けた。

 児童たちは「早くがんを見つけることの大切さが分かった」「家で父や祖父にたばこをやめるように伝えたい」と感想を述べた。=2014/12/18付 西日本新聞朝刊=

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