こども病院 産科増床 福岡市方針 特区会議で提案へ

西日本新聞

 福岡市は19日、市立こども病院(東区)の産科病床を現在の18床から3~6床増床する方針を明らかにした。市が指定されている国家戦略特区は高度医療の提供を条件に病床数の規制緩和を認めており、増床分は母体内で双子同士の血液の流れが悪くなる「双胎間輸血症候群」の患者を受け入れる予定。

 都道府県の基準病床数は全国統一の算定式により決まっている。市は年明け以降に開かれる国家戦略特区の次回区域会議で提案し、2015年度中の実施を目指す。

 同症候群は出生1万例に6例程度の確率で起きるとされ、血流悪化で心不全や発育不全などを引き起こす。こども病院は11月の移転に伴い、九州初となる同症候群のレーザー治療体制を整備した。国内で治療可能な医療機関は8カ所だが、岡山県以西では同病院のみとなっている。=2014/12/20付 西日本新聞朝刊=

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