佐賀県と相互応援 ドクターヘリ 2機で救命率向上へ

西日本新聞

 県は25日、救急医療機器を備え医師や看護師が搭乗する「ドクターヘリ」について、佐賀県と相互応援協定を締結したと発表した。両県では各1機が運用されており、救急要請が重なった場合などにそれぞれ出動し、救急患者の救命率の向上を目指す。

 福岡側は2002年、久留米大学病院高度救命救急センター(久留米市)がドクターヘリを導入し=写真、佐賀側も共同で利用してきた。だが、ヘリが出動していたため別の救急要請に対応できなかったケースが11年度13件、12年度15件、13年度26件と年々増えており、佐賀側で今年1月からドクターヘリの運航が始まったことから、相互で利用できるよう協議を進めてきた。

 協定によると、(1)重複要請や機体故障などで出動できない場合(2)負傷者多数で自県のヘリだけでは対応できない場合(3)地理的に救命効果が発揮される場合-に出動する。協定には久留米大学病院のほか、佐賀側のヘリを運航する佐賀大医学部付属病院と佐賀県医療センター好生館も参加した。26日から運用する。県医療指導課は「救急医療体制の充実につなげたい」としている。=2014/12/26付 西日本新聞朝刊=

PR

医療・健康 アクセスランキング

PR

注目のテーマ