臓器移植 意思表示を NPO法人「まっていますあなたの気持ち」 飯塚市 4月に医師らの講演会

西日本新聞

 臓器提供の意思表示を広く呼び掛けようと、飯塚市の住民ら15人がNPO法人「まっていますあなたの気持ち」を設立した。メンバーは移植を必要とする患者ではないが、国内での提供が広まらない現状に危機感を抱き動きだした。4月に飯塚市で医師らの講演会を開こうと奔走している。

 臓器移植の意思表示をめぐっては、2010年から運転免許証の裏面に記載欄ができたが、内閣府によると、実際に免許証などに記入した人は12%だった。

 飯塚市の無線製造販売業大熊正治さん(58)は移植手術のために海外へ行く患者のニュースを見て「国内でもっと移植ができれば救える患者が増える」と啓発活動を決意。知人に呼び掛け、1月末にNPO法人を設立した。メンバーは市職員や保育士など。月2回話し合いを重ねて講演会の準備を進めている。

 講演会は4月26日午後1時半から、飯塚市のコスモスコモンに医師や日本臓器ネットワークのスタッフを招く予定。大熊さんは「臓器提供をするかしないか、多くの人が自分の気持ちを確かめてほしい。講演会がそのきっかけになれば」と話す。講演会は入場無料。事務局=0948(43)4050。=2015/02/17付 西日本新聞朝刊=

PR

医療・健康 アクセスランキング

PR

注目のテーマ