「気軽に寄れる掛かり付けに」 ミズ 4月に新型薬局 佐賀駅バスセンター 健康相談機能を強化

西日本新聞

 佐賀市の地場薬局チェーンのミズが、佐賀駅バスセンター内に4月、健康相談機能を強化した新型の調剤薬局を開く。医療機関の近隣に設けられる薬局と一線を画し、さまざまな医療機関と結ぶバスの拠点に店舗を構えることで、幅広い患者の利用を狙う。

 厚生労働省は医療費抑制策の一環で本年度から、薬局と薬剤師を活用した健康情報拠点「健康ナビステーション」の整備を進める方針を打ち出している。同社にとって50店目となる新薬局は、この健康ナビステーションを意識した形態にし、他店の運営にも生かしていく。木元伸一社長は「次世代の薬局をつくるためのアンテナショップ的な位置付けにする」と話す。

 新店舗は、市がバスセンターの利用促進策として本年度整備したテナントスペース(約100平方メートル)に入居する。市販薬や日用品を主に扱うドラッグストアでも処方箋に従う調剤に対応する店が増えているため、相談機能を特色に打ち出す。店舗内はカウンターを広くし、同社の他の薬局の2~3倍にあたる10席程度を用意。薬剤師と専門スタッフが調剤だけでなく、薬や健康の相談に応じる。

 医療機関に受診していないものの、体調が悪いと感じる人向けに、処方箋無しで調剤できる少量の薬や、漢方薬、栄養ドリンクなども販売する予定。「気軽に寄れる掛かり付け薬局を目指したい」と木元社長は意気込む。厚労省医薬食品局総務課は「地域の健康づくりに取り組む薬局が増える動きは喜ばしい」としている。

 =2015/02/18付 西日本新聞朝刊=

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