発達障害児の育児法学ぶ 佐賀大で医師講演 「前向き子育てを」

西日本新聞

 発達障害児の子育てをテーマにしたフォーラムが28日、佐賀市本庄町の佐賀大学本庄キャンパスであった。県内6大学・短大でつくる大学コンソーシアム佐賀の主催で、県医療センター好生館周産期母子センター長の藤田一郎医師が講演した。教育関係者や学生、市民などの約130人が参加し、子どもへの接し方や保護者の心構えを学んだ。

 藤田さんは発達障害の特徴として苦手なことをすると精神的に安定しないことを説明し「環境を整えることで楽に生活できる」と指摘。そのためにも「子どもの行動や特徴をよく観察して、得意なこと、苦手なことを把握しておくのが重要だ」と語った。

 具体的接し方では、しかるよりも肯定する言葉で子どもを励ます「前向き子育て」を勧めた。早期発見するために5歳児の問診の必要性も指摘。いくつかの問いかけで発達障害の傾向がつかめる可能性があり「保護者でも実践できる」と話した。

 フォーラムでは、コンソーシアムが国の補助を受けて2012年度から取り組む発達障害者支援事業の紹介もあった。発達障害に対応するプログラムを受講した学生を「子ども発達支援士」として独自に認定する事業で、認定者は本年度末で約230人に達すると報告された。=2015/03/01付 西日本新聞朝刊=

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