救命措置の正確さ競う 田川市立病院でメディカルラリー

西日本新聞

 医療現場で働く人が救命措置の知識と技術を競う「メディカルラリー」が、田川市糒の市立病院で2月28日に初めて開かれた。医師や看護師5人一組でつくる5チームが「深夜の病室で呼吸がなくなった」「病院の駐車場で突然倒れた」などの想定に合った対応を披露した。

 メディカルラリーは、職種を超えたチーム医療の確立を目指し欧州で生まれた。2002年から国内に広がり、現在は全国の病院で開催されている。競技形式にすることで緊張感のある訓練になるという。

 参加者は直前に設定を知らされ、7分間で心臓マッサージや自動体外式除細動器(AED)による電気ショックなどの処置を施す。経験豊富な医師や看護師が評価者となり「患者をストレッチャーに乗せるとき、首を支えている人の合図で動かしているか」「取り乱した家族にも丁寧に対応しているか」など50近い項目について採点した。

 競技中に「落ち着いて、当直に連絡してください」と鋭い声が飛ぶ場面も。産婦人科医の脇本尚子さん(29)は「役割分担を瞬時に決めないといけないので大変だった。普段は救急に対応することがあまりないので良い経験になった」と話した。=2015/03/03付 西日本新聞朝刊=

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