ハンセン病理解深めるセミナー 佐賀市で開催

西日本新聞

 ハンセン病への理解を深めるセミナーが14日、佐賀市兵庫北のほほえみ館であった。県主催で約20人が参加した。実話に基づいて元患者に対する差別を描いた映画「新・あつい壁」の上映と熊本県大津町の住職でハンセン病市民学会事務局次長の斉藤真さん(59)の講演があり、差別や偏見をなくすための学習の重要性を確認した。

 国立ハンセン病療養所菊池恵楓園(同県合志市)を頻繁に訪問している斉藤さんは、ハンセン病患者が住民と寄り添いながら暮らしていた地域の話を取り上げ「恐ろしい病気という認識は国の隔離政策強化で広がった。ハンセン病問題とは、医学ではなく、偏見と差別の問題」と指摘した。

 斉藤さんは、目の錯覚を起こす図を示しながら「常識と思われている中に差別の根っこがある。一人一人が当事者として関心を持つことが大切だ」と訴えた。=2015/03/15付 西日本新聞朝刊=

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