熊大と玉名中央病院 連携 診療科を新設 医師2人派遣 地域医療を強化、学生ら指導も

西日本新聞

 熊本大医学部は、公立玉名中央病院(玉名市中)に、地域医療を志す医師や学生の指導を行う「地域医療実践教育玉名拠点」を設けた。派遣する教員2人は教育拠点の運営と同時に病院が新設した総合診療科の診療も担う。病院側は年間約2千万円の人件費などを負担する。開所式が10日、現地で開かれた。同医学部が同様の拠点を設けるのは初めて。

 派遣されるのは、これまで同病院内科医で特任准教授に就任した田宮貞宏医師と、同医学部付属病院の小山耕太医師(特任助教)。新設された総合診療科には2人のほか、6月以降に同医学部付属病院の研修医1人も派遣される。研修には医学部の5~6年生も訪れる予定。

 総合診療科では、症状が複数ある患者などを受け入れ、効果的な診療を行う。

 同医学部によると、県内の医師は、専門的経験を積むため熊本市に集まる傾向があり、同市以外の病院の専門性を高めたり、地域医療に携わる医師を増やしたりすることが医療体制の課題になっている。

 玉名中央病院の中野哲雄院長は「当院の診療レベルがアップし、県内の地域医療への貢献も期待できる」と語った。=2015/04/11付 西日本新聞朝刊=

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