最新の医療機器や高規格集中治療室 新市立病院 5月1日開院 鹿児島市 屋上ヘリポートも

西日本新聞

 鹿児島市立病院が5月1日、現在地の加治屋町から約2キロ離れた上荒田町に移転、開院する。最新の医療機器や高規格集中治療室(ICU)を導入。屋上にヘリポートも設け、医療体制を拡充する。

 新病院は市が総事業費約320億円で日本たばこ産業鹿児島工場跡地に建設。病棟は地上8階建て鉄骨造り(一部鉄骨鉄筋コンクリート)で免震構造。敷地面積は約4万4600平方メートルで現在の2・8倍に増え、駐車場も3倍の650台を収容する。病床は574床でわずかに増えた。

 11ある中央手術室のうち1室に血管撮影装置を備え、CT画像を撮りながらの手術ができる。新生児の集中治療室(ICU)も全国トップレベルの設備を整えたという。最先端の放射線治療機器も導入。屋上には給油施設のあるヘリポートを新設した。ドクターヘリが直接離着陸できるため、患者搬送が約5分短縮できる。診療科目は21から28科に増やして再編。外科を呼吸外科や消化器外科に細分化して、乳がん治療を施す乳腺外科を新設する。

 現病院の一般外来は24日で終了しており、5月11日から再開される。救急外来は30日午前0時~5月2日午前8時、一時停止する。入院患者の移送も同1日朝から丸1日かけて実施する。140~180人を順次、移す予定で、職員が27日に移送訓練をして備えた。平原一穂副院長は「患者の容態に注意し、変化があれば直ちに対応する」と話した。

 =2015/04/28付 西日本新聞朝刊=

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