「たばこの害 コカイン以上」 世界禁煙デー前に 地元専門医が講話 長崎県

西日本新聞

 31日の世界禁煙デーを前に、佐世保市高砂町の市中央保健福祉センターで28日、たばこの害や喫煙による病気の危険性に関する講話があり、呼吸器内科が専門の千住診療所(佐世保市栄町)の荒木潤院長が「喫煙者だけではなく、周りの人や子どもにも悪影響を及ぼす」とたばこが持つリスクの大きさを説明した。

 講話は、世界禁煙デーを含む禁煙週間の行事の一環。荒木院長は「たばこには4千種類の化学物質が含まれ、そのうち発がん物質など200種類が有害物質だ」と説明。喫煙を続けることで肺気腫や気管支炎などさまざまな病気のリスクが高まると指摘し「コカインやヘロインに比べたばこの依存性は低いが、身体への有害性はたばこの方が強い」と話し「20代、30代の女性の喫煙率が高まっていて、母体への影響が心配だ」と訴えた。

 市は、29日に市役所内の喫煙所を原則禁煙にしたり、6月5日まで2階の連絡通路でパネル展示をしたりして市民や職員に禁煙を呼び掛ける。=2015/05/29付 西日本新聞朝刊=

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