視覚障害者の生活 最新機器で快適に 黒崎・コムシティで14日展示会

西日本新聞

 ●服の色を識別

 カード残高、音声で

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 視覚障害者に対する支援が活発化している北九州市で14日、「見えない・見えにくい人のための福祉機器展in北九州」(西日本新聞社など後援)が八幡西区のJR黒崎駅隣のコムシティ5階で開かれる。視覚障害者の生活を支える最新機器を集めた、県内最大規模の催しだ。

 市内では「北九州視覚障害者就労支援センターあいず」(戸畑区)が開所10年目を迎え、市民団体「サウンズアイプロジェクト」は薬の使用法を音声案内するアプリを開発。来年度の実用化を目指している。

 2013年に始まった機器展は、あいずを含め市内15組織でつくる実行委員会が主催。「福岡市では同様の展示会があったが北九州市はなかった」(実行委)ため企画され、年1回開かれてきた。

 今回は、(1)メーカー約20社による展示(2)100円ショップで購入できる身近なユニバーサルデザインの道具紹介(3)盲導犬や音声ガイド付き調理機器の体験セミナーの3部構成。

 展示では、弱視の人が新聞などを読む際に文字を大きくする拡大読書器▽洋服を選ぶ際に色を判別できる色彩読み上げ器▽買い物や交通機関の利用時に必要な紙幣の種類やICカード残高を音声案内する識別器-などが並ぶ。セミナー(要申し込み、8日まで)では、音声で火加減を知らせるIH調理器の体験もある。

 全国の視覚障害者は13年度で約35万人(厚生労働省まとめ)。実行委の松本大史さん(41)は「高齢や中途の視覚障害者など、生活をサポートする情報が足りない人も多い。当事者による実演もあり、納得いく情報が得られるはず」と力を込める。入場無料。午前10時~午後4時。市身体障害者福祉協会=093(883)5555。=2015/06/08付 西日本新聞朝刊=

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