突発性難聴や腸閉塞治療に利用 高気圧酸素療法普及を 久留米で医学会 治療実績など発表

西日本新聞

 高気圧酸素療法の普及を目指す九州高気圧環境医学会(会長=島弘志・聖マリア病院長)が久留米市で開かれ、九州・沖縄の医師や臨床工学技士など約100人が参加した。

 同療法は突発性難聴や腸閉塞(へいそく)などの治療に使われている一方、診療科によっては有効性が十分に認識されず、治療に使わない医師も多いという。学会では同療法に取り組むスタッフたちが、最近の治療実績や、若手医師向けの理解促進活動などについて発表した。

 医療従事者によっては身近でない問題への認識も深めてもらおうと、原子力災害医療に関する講演も企画。福島第1原発事故後に医療支援した医師が、被ばく医療体制の見直しが進む現状を説明。「原発5キロ圏の住民には安定ヨウ素剤を事前に配り、事故があったら飲んでから逃げることなどを知っておいてほしい」と呼び掛けた。=2015/06/18付 西日本新聞朝刊=

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