防げ!受診遅れ 「無料低額診療」制度利用して 県民医連が呼び掛け 長崎県

西日本新聞

 県民主医療機関連合会(県民医連)は、経済的な問題で医療機関への受診が遅れて死亡する事案が全国で起こっていることを受け、医療費を免除、または減額する「無料低額診療制度」の利用を呼び掛けている。

 全日本民医連の調査によると、無保険や金銭的な負担の重さが理由で受診が遅れて死亡した人は昨年、全国で56人いた。うち1人は長崎県内の1人暮らしの60代男性。無保険で治療が遅れ、がん性胸膜炎で死亡したという。

 県民医連によると、県内では約3万4千世帯が国民健康保険料の支払いが滞っている。

 無料低額診療制度は、医療が必要で生活困窮により支払いが困難な人が対象。県内では、長崎市や五島市などの医療機関で実施している。県民医連は「制度を早めに活用して病院に行ってほしい」と話している。

=2015/06/25付 西日本新聞朝刊=

PR

医療・健康 アクセスランキング

PR

注目のテーマ