川崎病治療確立へ 国内初のセンター 福岡市立こども病院 7月始動

西日本新聞

 福岡市立こども病院(同市東区)は25日、国内初の川崎病センターを7月1日に設置すると発表した。川崎病は日本や韓国などアジアの乳幼児に多く発症する後天性疾患。発熱や発疹などの症状があり、冠動脈瘤(りゅう)などの後遺症も懸念される。感染症科や循環器科などの医師10人がチームで診療に当たるほか、患者データの集約・分析も行い、新たな予防法や治療法の確立を目指す。

 川崎病は国内では年間1万2千~1万3千人が発症する。増加傾向にあるが、原因などは解明されていない。同病院の入院患者は年間約120人。4月から重症患者に対応する専門の治療室(HCU)が稼働したこともあり、川崎病患者の診療態勢を強化することにした。治療後の患者の追跡調査も行い、診療に生かしていく方針。新たな施設建設はしない。

 本年度から就任した原寿郎病院長は、国の川崎病研究班の主任研究員を務めており「日本人にとって一般的な病気である川崎病の克服を目指したい」と話している。=2015/06/26付 西日本新聞朝刊=

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