発達障害の子ども支援 チャイルドハート飯塚が開所 「療育」でストレスを軽く

西日本新聞

 発達障害のある子を対象にした学習塾「チャイルドハート飯塚」が県内ではじめて飯塚市川津に開所した。医療と教育を組み合わせた「療育」で子どもたちの社会性を育てるのが目的。学習と生活支援の場として受け入れを進めている。

 学習塾の海樹塾(みのきじゅく)(飯塚市吉原町)を経営する山口邦彦さん(51)が代表となり、今年5月に開いた。チャイルドハートの本部は「SIE21」(長崎市)で、福岡、長崎、愛知に計7事業所を展開する。

 チャイルドハート飯塚には、未就学児の児童発達支援クラスと、小中高校生が放課後に通うデイサービスがある。宿題や授業で分からなかったことをスタッフと学ぶ学習室、跳躍器具やハンモック、ボールなどを使って遊べる指導室が設けられている。

 発達障害がある子は、視覚や聴覚など感覚が敏感だったり、逆に鈍かったりと、より多くのストレスの中で過ごしている。動く物や大きな音に反応して落ち着きがなくなったり、暴れたりすることもあり、チャイルドハートは「自分ではコントロールできないストレスを抜いてあげる場所」を目指しているという。

 山口代表は約20年間、塾講師として子どもたちと接してきた。注意しても聞かない子や机をたたく子、好きなことしかやらない子など「発達障害と同じような症状があり、周りと少し違う子ども」が増えていると感じている。

 山口代表は「発達障害は病気ではないが、社会性を身につけるためにも早期発見、早期療育が大切。保護者の不安も和らげたい」としている。

 チャイルドハート飯塚=0948(43)3337。=2015/08/06付 西日本新聞朝刊=

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