RSウイルス 九州でも流行

西日本新聞

 乳幼児らに肺炎や気管支炎を引き起こす恐れがあるRSウイルス感染症が流行している。国立感染症研究所によると、小児科のある全国約3千カ所の定点医療機関(人口3万人~5万人に1カ所設置)から報告された今年の累計患者数(速報値)は13日時点で全国約10万4千人。過去最多だった昨年を超えた。1定点医療機関当たりの平均患者数は福島県の71・09人に次いで宮崎県の65・97人が2番目に多く九州でも広がりを見せている。

 RSウイルス感染症は発熱やせきなど、風邪に似た症状が特徴。0歳児や高齢者など免疫力が弱い人が感染すると気管支炎や肺炎などの重い症状につながることがある。

 今年の累計患者数を都道府県別で見ると大阪が最多の8976人。次いで東京(6531人)、北海道(6389人)、福岡(6119人)。

 1定点医療機関当たりの平均患者数は全国33・07人。九州7県は福岡50・99人▽佐賀37・57人▽長崎29・7人▽熊本32・22人▽大分34・36人▽宮崎65・97人▽鹿児島38・11人。

 せきやくしゃみなどを通じて感染するため、厚生労働省は手洗いやマスクの着用、おもちゃや手すりなどの消毒を呼び掛けている。=2015/12/26付 西日本新聞朝刊=

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