九州、インフル流行拡大 福岡、今季初の警報

西日本新聞

 九州でインフルエンザの流行が拡大している。記録的な寒波が到来した1月下旬前後から患者数が急増。福岡県は5日、今季初めて警報を発表した。他の九州6県も流行拡大が予想されるとして4日までに注意報を出しており、手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を呼び掛けている。

 国立感染症研究所によると、暖冬傾向だった今季は全国的に流行が低水準で推移。流行入りは昨季より約1カ月遅く、直近の1週間(1月25~31日)で全国約5千カ所の定点医療機関から報告された患者数は1機関当たり22・57人となり、前週から倍増した。

 注意報を出す国の基準は同10人、警報は同30人。福岡県では前週に13・68人、直近の週で31・88人に上り、新潟県(39・44人)、沖縄県(34・29人)に次いで全国3番目に多くなった。神奈川、埼玉2県も警報レベルを超えている。

 長崎県でも前週は1機関当たり9・94人だったが、直近の週は23・13人に。県の担当者は「翌週には警報レベルに達するだろう」と警戒する。九州では直近で、大分県20・67人▽宮崎県19・0人▽佐賀県18・13人▽熊本県15・7人▽鹿児島県16・37人-と続く。

 国立感染症研究所などによると、今季検出されたウイルスで最も多いのは、2009年に「新型」として流行した型。次いでB型、A香港型が検出されている。=2016/02/06付 西日本新聞朝刊=

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