第83回独立福岡展 あす-5月1日 福岡市美術館
■ユニークな作風の洋画143点
ユニークな作風の洋画などが楽しめる「第83回独立福岡展」が26日から、福岡市中央区大濠公園の市美術館で開かれる。計143点を展示。5月1日まで。
1930年、児島善三郎、里見勝蔵、高畠達四郎ら計14人で創設された「独立美術協会」(東京)の主催。海老原喜之助、須田国太郎、野口弥太郎ら近代美術を代表する画家を数多く輩出してきた。
今回の展覧会には、大津英敏さん、世利徹郎さん、竹岡羊子さんら会員の作品91点に加え、地元からの一般出展作などを展示。このうち、福岡県久留米市の広川飛鳥さんの「スイミングプール2015 2」は、中年男性のような出っ張った「おなか」が、水中の光景の中で、強調して描かれており、個性的な魅力を発している。
開館時間は、午前9時半~午後5時半。入場料は、一般800円、高大生600円、中学生以下無料。問い合わせは独立福岡展事務所=0942(65)1390。
=2016/04/25付 西日本新聞夕刊=