『博多 旧町名歴史散歩』  日高三朗・保坂晃孝 著  (1728円)

西日本新聞

 古代から大陸との交易で栄えた「博多」の歴史文化、人々の営みなどを旧町ごとに紹介する。

 戦国時代末期に焼け野原となった博多は、豊臣秀吉の「太閤町割り」の復興事業によって現代につながる都市基盤が完成した。しかし、1966(昭和41)年の町界町名整理事業で133あったとされた福岡市・博多部の旧町は、24の新町に整理統合され、旧町名は地図から消滅した。

 本書では66の旧町を紹介。古地図のほか明治、大正、昭和期の写真をふんだんに使い、博多の年中行事なども掲載した。

 社家(しゃけ)町、御供所(ごくしょ)町、古門戸(こもんど)町、萱堂(かやどう)町、馬場新(ばばしん)町、市小路(いちしょうじ)…。旧町名から、当時の人々の生活や風情を思い浮かべることができる。


=2016/05/01付 西日本新聞朝刊=

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