特別展「東山魁夷」 唐招提寺御影堂の障壁画公開 総延長76メートルの最高傑作

西日本新聞

■7月から九州国立博物館 
 「国民画家」とされる日本画家、東山魁夷の作品を紹介する特別展「東山魁夷 自然と人、そして町」が7月16日、福岡県太宰府市の九州国立博物館で始まる。総延長76メートルに及ぶ最高傑作、奈良・唐招提寺御影堂の障壁画が注目で、御影堂内部が再現される。8月28日まで。

 障壁画は、ふすま絵68面と床の間の絵で構成される大作で、構想から完成まで10年を要した。唐招提寺を開いた中国の鑑真和上にちなみ、日本の山や海、中国の山水が描かれている。障壁画は、御影堂で毎年数日間公開されるが、御影堂が現在修理中のため、障壁画の公開も今後数年間は見送られる予定。このため、今回の特別展は、障壁画が鑑賞できる貴重な機会となる。特別展では、このほか代表作「道」「緑響く」など約80件を展示。清涼感あふれる東山魁夷の風景画の魅力を堪能できる。

 入場料は一般1600円、高大生千円、小中生600円。前売り券は各200円引き。月曜休館。7月18日と8月15日は開館。7月19日は休館。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2016/06/14付 西日本新聞朝刊=

PR

文化 アクセスランキング

PR

注目のテーマ