「18歳から投票」はがきで啓発 期日前投票のバス無料化も 投票率アップへ飯塚市選管

西日本新聞

 参院選の投票率アップにつなげようと飯塚市選挙管理委員会は、市内の18~21歳3756人に投票を呼び掛ける啓発はがきを郵送した。市内の2大学には昨春の統一地方選に続き、期日前投票所を設置。若者に限らず、期日前投票をする有権者がコミュニティーバスなどを利用した場合は運賃を無料にする取り組みも始める。

 啓発はがきは、青空に投票用紙を掲げた少女のイラストに「18歳、投票始めました」の言葉を添えたデザイン。「明るい選挙推進協会」主催のポスターコンクールで、昨年の文部科学大臣・総務大臣賞に選ばれた作品をあしらった。選挙権年齢の引き下げで新たに有権者となった18、19歳の2319人と、初めて選挙権を行使できる20、21歳1437人に発送した。

 大学の期日前投票所は、29日に近畿大産業理工学部(飯塚市柏の森)、7月1日に九州工業大情報工学部(同市川津)に設置。いずれも午前10時~午後5時、市の選挙人名簿に登録されている学生と教職員が投票できる。

 昨年の統一地方選では県知事・県議選と、飯塚市議選の期間中に1日ずつ、両大学に期日前投票所を設置したが、学生とみられる20代の利用者は57人にとどまった。市選管の担当者は「選挙権年齢の引き下げで、今回の参院選から学生全員が有権者となる。利用者は増えるはず」と期待する。

 若年層以外も含めた投票率アップ策として、有権者が市のコミュニティーバスや街なか循環バス、予約乗合タクシーを利用して期日前投票所に行った場合、運賃(100~300円)を無料にする。乗車時に投票所入場券の提示が必要。

=2016/06/18付 西日本新聞朝刊=

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