「期日前」便利に 学校や商業施設に投票所

西日本新聞

 選挙権年齢が18歳以上に引き下げられる参院選(22日公示、7月10日投開票)で、県内でも高校や大学、短大に期日前投票所を設置する動きが広がっている。今回新たに人が集まりやすい商業施設内に会場を設ける選挙管理委員会もあり、利便性を高めることで若い世代やファミリー層の投票率アップにつなげたいと知恵を絞っている。

 高校生が投票する初めての選挙になるため、県内では5高校に期日前投票所を開設予定。壱岐(壱岐市)、壱岐商(同)、松浦(松浦市)、平戸(平戸市)、北松農(同)で、平戸市以外は、生徒や教職員が対象。壱岐高内にある虹の原特別支援学校壱岐分校高等部の生徒も投票できる。

 期日前投票所は大学や短大にも設けられ、長崎大文教キャンパス(長崎市文教町)では学生プラザ1階に7月6~7日の2日間限定で設置。学部に関係なく利用するスペースで午前10時~午後5時、学生や教職員のほか一般市民が大学を訪れて投票することも可能という。

 長崎国際大(佐世保市)は6月29日、長崎短大(同)は7月1日に期日前投票ができるようにする。会場運営の補助スタッフに学生を採用し、若者全体の関心を高める狙いもある。佐世保市選管担当者は「投票の機会が増えるので、多くの若い世代が参加することを期待している」と話している。

 商業施設では一般市民を対象に7月4~9日の午前10時~午後8時、大村市幸町の「イオン大村ショッピングセンター」に新設。長崎、松浦、五島の各市でも複合施設やスーパーに期日前投票所を設置予定で、買い物のついでに1票を投じることができる。

 改正公選法が施行され、期日前投票も自治体判断で投票時間を午前6時半~午後10時で柔軟に設定できるようになったが、拡大枠を活用する自治体はない。7月10日の投票日に駅やショッピングセンターなどで投票できる「共通投票所」も県内では設置予定がない。

=2016/06/19付 西日本新聞朝刊=

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