準備大詰めさあ決戦 参院選22日公示

西日本新聞

 22日の参院選公示を前に、九州7選挙区で立候補を予定する各陣営は21日、出陣式や掲示用のポスターの準備に追われた。立候補予定者も支持者回りや街頭活動に駆け回り、18日間の選挙戦本番に向けて、決戦ムードが高まってきた。

 「いよいよスタート。自公安定政権で思い切った経済対策に取り組みたい」。長崎選挙区の自民現職は長崎市内の企業3社の朝礼を回り、支持を呼びかけた。 知事経験者とあって知名度は十分だが、今回は野党統一候補の挑戦を受ける。「選挙戦は苦戦が予想される。ぜひ協力をお願いしたい」。建設会社では報道陣を閉め出すなど緊張感を漂わせた。公示日のスケジュール確認に追われた陣営幹部も「どんな風が吹くか読めないが、積み上げた政策を愚直に訴えるしかない」と気を引き締めた。

 大分選挙区の民進現職も支援者へのあいさつ回りを重ねた。地元での本格的な活動は、国会が閉会した今月1日に始めたばかりで「1日でも惜しい」と陣営関係者。九州の1人区で民進唯一の議席だけに、22日の出陣式には山尾志桜里政調会長が駆け付け、てこ入れを図る。

 9人が立候補を表明する福岡選挙区。24年ぶりに候補者を擁立する公明党県本部では、選挙事務所に「為(ため)書き」を張ったり電話を設置したりする作業に追われた。選挙区の選挙経験がある職員はほぼゼロ。幹部職員は「すべてが初めてで手探り状態。どぶ板選挙を県内全域でやらないと」と汗をぬぐった。

 同選挙区でおおさか維新が擁立する新人の事務所では、党所属の地方議員や支援者が続々と選挙ポスターが入った段ボール箱の受け取りに訪れた。40人で手分けして約9千枚を張る予定で、陣営幹部は「人手は少ないが期間中に張り終えたい」と話した。

=2016/06/22付 西日本新聞朝刊=

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